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何か副作用はありますか


50代男性。高血圧にて4ヶ月前から治療を開始しています。ただ降圧薬に対しての反応が今ひとつで今日もBP170/100と未だに高値のままでした。
「禁煙もしたんだけど、まだ高いままなんです。」
「禁煙したんですね、それはすごいです。あまり急に下げると返って具合が悪くなることもあるので、ゆっくりと下げるんですが、禁煙してもにこれだけしか下がらないと、医者の責任だってことになりますね。」
「そうでもないと思いますよ。」
「ところで、あなたは塩辛いものが好きですか?」
「いやそうでもないです。」
「そうですか、それなら血圧が下がらない時には、やっぱり薬を増やしていく必要があるんですね。今日は薬を増やしたいと思います。」
「そうなんですか、薬を増やすことで何か副作用はありますか?」
高血圧による自覚症状は何もなかったので、薬の副作用のことも心配なようです。
「はい、血圧の薬はいくつもの種類があるんですね。それぞれ効き方も違うんです。」
「そうなんですか。」
「血圧治療をする時の目的は、まず血圧がきちんと下がること。そしてその時に副作用を感じないで日常生活が普通に過ごせることになるんです。」
「なるほど。」
「血圧の薬はとっても進歩しているので、あなたにもその組み合わせが必ず見つかると思いますよ。すくなくとも辛い副作用を我慢してまで高血圧治療を続ける状況にはならないと思います。」
「そうですか、安心しました。」
全く副作用のない薬は効果もないと思います。高血圧の薬にもそれぞれ副作用はありますが、それをうまく避けながら治療することはそれほど難しいことではありません。
血圧の値は数字で出てくるので、誰にでも理解できますが、それ以外の影響は薬をのんだ本人にしかわかりません。これって副作用かなと気になったことがあれば、遠慮なく相談してください。それが自分にあった良い治療により到達できる近道だと思います。