60代女性、高血圧で治療中です。ご自宅できちんと血圧測定し、毎回記録してくれています。
「見づらくてすみません。」
「いやぁ、全然大丈夫ですよ。こういうふうにちゃんと記録していると、よくわかりますよね。」
「そうですよね、自分でも気持ちがいいです。習慣になった感じです。」
「そうなんですよ、それが大切だと思います。こう言うふうにちゃんと記録していると、自分で自分のことがわかります。絶対に迷子にならないんですよ。」
「ですよね。」
「今日はちょっと残念なお知らせがあって。」
「何ですか?」
「今までは製薬会社から血圧手帳をもらっていたのですが、今血圧の薬を作っても儲からないみたいで、もう供給してくれないことになってしまいました。」
「そうなんですか、どうしましょう。」
「そうですねぇ、ノートを買っていただくか、スマホに入れるとかで記録をしていただきたく思います。」
企業は営利活動なので、収益を上げる義務があります。高血圧の薬はジェネリック薬も多く出ているので、医療機関での処方は大体がそちらの方に移行している(厚労省の方針です)、つまりは大手製薬会社の儲けが少なくなっているのだと思います。
儲けが少ないのに、血圧の手帳をよこせとは言えないので、これからどうしたらいいのか色々考慮中のところです。
院長 (木曜日, 06 3月 2025 08:43)
織田さん、コメントありがとうございます。本当に記録するのは大切だと思います。
100均、いいアイディアですね。Amazonとかで血圧手帳を買うと400円とかするので、無料で配布はできないなぁって悩んでました。
去年の診療報酬改定で実質の売り上げ下がってまして、、、。
安価に購入できるところ、もう少し探してみます。
織田省市 (水曜日, 05 3月 2025 11:03)
血圧手帳があるので測って記録しているんですが、なくなったら測るのを忘れないか不安です。100均でメモ帳を買って記録していくようにします。